
S2お疲れ様でした!
— いのすけポケ (@inosuke_poke) February 1, 2020
自分の中では自信作なので読んでいただけたら嬉しいです!!
【S2使用構築】轟け!うたかたのアリア ラプラス始動対面構築【最終67位】 – 響け!ブレイジングソウルビート / https://t.co/l54qMQCqhr
はじめに
S2お疲れ様でした!
初めましての方は初めましていのすけというものです。
今回は目標にしていた最終2桁順位を取る事ができたのでその時使用していた構築を書いていこうと思います。
戦績


構築経緯
コンセプトは「Easy winを許さない」。
ヒヒダルマ、アイアント、パルシェン、ウオノラゴン、パッチラゴン、ギャラドス、トゲキッスは
その攻撃性能が非常に高く、対策を怠ると簡単に対戦を終わらせてくるのでその対策をしっかり構築に入れることを意識し、好き放題やられて降参を押させられるという1番心に来る負けを無くすこと、どの構築に対してもプレイング次第で何とかできる可能性を残す汎用性がある構築を組むことを心がけた。
その中でヒヒダルマに対して2体がかりで抑え込むことができ、パルシェン、アイアントに対してもギルガルドがストッパーまたは後出しからダイマックス枯らしを行え、さらに単体性能も汎用性も非常に高いサザンドラ・ギルガルドの並びに注目。前期結果を出した構築記事にもこの並びは多く見られそれらを参考にしながら構築を組み始めた。
この2体で厳しい高耐久水ポケモンに対してラプラスが非常に有利に戦え、かつ対面性能も非常に高く汎用性があったため採用。
ここまで相手のサザンドラの一貫や、自分の構築の軸となる攻撃性能の高いダイマックスエースが居ないことが気になったため、その2点を埋めることが出来るトゲキッスを採用。
様々なポケモンのストッパーになり汎用性という意味でどのポケモンよりも秀でているミミッキュを採用。
最後の1枠はこの5体では相手のミミッキュ、ロトムに対して後手に回ることが多かったためそれらに睨みを効かせられるドリュウズを採用した。
(参考構築記事)
【剣盾s1最高18位最終29位】錬心ミロガルド – 留王のおしごと!
ポケモン剣盾シーズン1最終5位構築 とりあえず強いやつ詰め込んだスタン – ユユユヨヨのポケモン日記
個別解説
サザンドラ

持ち物 | こだわりスカーフ |
特性 | ふゆう |
性格 | おくびょう |
H4C252S252 |
技 | |
---|---|
あくのはどう | りゅうせいぐん |
だいもんじ | とんぼがえり |
・対策可能Easy win
ヒヒダルマ(ギルガルドとの組み合わせ)
ウオノラゴン
パッチラゴン
アイアント(であいがしらケア必須)
スカーフ枠で最も性能が高いと考えているポケモン。
行動バレ、型バレしていてもその数値と技範囲の優秀さで役割を遂行できる。性格、努力値、技構成すべてが完成しており汎用性を求めたこの構築のコンセプトに最もマッチしたポケモン。
ヒヒダルマに対してはとんぼ返りからギルガルドに引くことでサイクルを回し、次サイクルでだいもんじを撃つことでD振りを含めた全ての型に対策可能。(1度だけサザン対面で地震を押されてガルドが死んだ)
フェアリーに対する打点としてラスターカノンが欲しいことも何度もあったが切れる技が1つも無かったため見送った。そのため相手のパーティにトゲキッスやニンフィアがいる時は投げないことの方が多かった。
ギルガルド

持ち物 | ラムのみ |
特性 | バトルスイッチ |
性格 | いじっぱり |
H188A252S68 |
技 | |
---|---|
アイアンヘッド | インファイト |
かげうち | キングシールド |
・対策可能Easy win
ヒヒダルマ(サザンドラとの組み合わせ)
パルシェン(後出しから)
アイアント(後手からのダイマックス枯らし)
・調整意図
陽気ドリュウズのじしん確定耐え
だいたいのニンフィア バンギラス抜き
サザンドラとの相性の良さとその数値の高さが魅力的なポケモン。ダイマックスとの相性の悪さや数値の引き下げが向かい風ではあるが、数値の低いポケモンが環境に増えたという相対的強化がなされていることを見逃してはならない。
今回物理型にしたのは相手のニンフィア、カビゴン、ラプラスといった特殊耐久に秀でたポケモンが非常に辛かったためである。
サイクルを回すため、キンシとの相性の良さからたべのこしを持たせたが、繰り出し時にたべのこしを見ると特殊型を警戒されがちであり、物理型のギルガルドがよく通る傾向にあった。
しかし最終日付近であくびを持ったカビゴンとニンフィアに多く遭遇する様になったため持ち物をラムに変更。ピンポイントメタ的にはなったがしっかりと機能して最終日の勝利に貢献してくれた。
ラプラス

持ち物 | じゃくてんほけん |
特性 | ちょすい |
性格 | ひかえめ |
B252C252S4 |
技 | |
---|---|
フリーズドライ | うたかたのアリア |
こおりのつぶて | ぜったいれいど |
・対策可能Easy win
ウオノラゴン(後出しから)
アイアント(技選択次第)
ギャラドス
パルシェン
このパーティにおけるMVP。選出率1位。
高い耐久、広い技範囲に加えて無効化されない先制技もあるため対面性能が非常に高く対水タイプはもちろん
初手に出てきがちなドラパルト、ドリュウズ、サザンドラ、エースバーン、ギルガルドにほぼほぼ有利を取れる。弱いはずがない。
初手ラプラスで荒らしてトゲキッスやミミッキュを展開する動きが非常に強力。相手にダイマックスされなければ一方的に倒されることは基本的にない。ダイマックスをすれば相手を半壊させられるときは初手であっても積極的に切って、先攻逃げ切り勝ちを狙いに行った。
じゃくてんほけんはムラがあるアイテムではあるがラプラスのダイマックス時の超耐久と火力不足を補えるという点で非常にマッチしていると個人的には思っている。
身代わりを持たせ対ドヒドイデ性能を上げたつもりだったが今期は普通にTODされてしまうので途中で絶対零度に変更。数値受けの突破やどうしても無理な時の最終手段として入れたが実際はダイアイスの威力上昇というのが1番受けた恩恵だった。(元技がフリドラだと120 絶対零度だと130)
というのも絶対零度という技は撃つ場面を間違えるとただただ勝率を下げるしょうもない技になってしまうのだ。
例えば初手カビゴン・ナットレイ対面に出くわす度に絶対零度を押していては、仮にその場では当たってアドバンテージを取ったとしても、それを繰り返していては総合的な勝率は間違いなく低下する。絶対零度を最も生かせる場面、勝率0%を30%に上げられる場面以外は極力撃たないプレイングを心掛けていた。
トゲキッス

持ち物 | いのちのたま |
特性 | てんのめぐみ |
性格 | ひかえめ |
H100B4C252D4S148 |
技 | |
---|---|
エアスラッシュ | マジカルシャイン |
だいもんじ | わるだくみ |
・対策可能 Easy win
なし(というかこちらが仕掛ける側)
つよいポケモン。
アーマーガアで止まらないエースとして採用。
前期結果を残したゆよの記事からパクってきたが想像の何倍も強かった。元の記事よりSを少しあげS+1で最速アイアントを抜けるようにして耐久を削っている。
火力が過剰に感じることもあるが、非ダイマックス時にも火力が出て裏と合わせて相手のダイマックスポケモンの処理が可能になったり、受け構築に一切の隙を与えなかったりとこの超火力に助けられた場面も多くあった。
素早さが足りないのが唯一のネックであり相手のスカーフ枠に弱いがそれは他でサポートしてあげればそこまで気にならなかった。
ミミッキュ

持ち物 | のろいのおふだ |
特性 | ばけのかわ |
性格 | ようき |
H4A252S252 |
技 | |
---|---|
じゃれつく | ゴーストダイブ |
つるぎのまい | かげうち |
対策可能Easy win
ヒヒダルマ
ウオノラゴン
パッチラゴン
ギャラドス
トゲキッス
つよいポケモンその2。
珠はトゲキッスに持たれているのでのろいのおふだを使ってみたが火力不足に悩まされることはそこまで無く、珠ダメージが入らないことによりダイマックス時の耐久を高く保つことができるという利点もあったので使いやすかった。
トゲキッス、ギャラドスといったダイジェットエースへの切り返し、弱点保険ドラパルトの切り返しが非常に強力。特にこの構築は対面性能高めのポケモンで構成されているためミミッキュがよく生き、例えばギルガルドやラプラスでドラパルトを削ってダイマックスターン消費してミミッキュ剣舞かげうち圏内、ドリュウズでなんやかんやをして削って剣舞ダイウォールダイホロウでの切り返し等、試合の流れを掴みやすかった。
ゴーストダイブとシャドークローは一長一短であるがゴーストダイブのダイマックスターンの枯らし、ダイホロウの威力上昇というメリットを評価してゴーストダイブにしている。
ドリュウズ

持ち物 | きあいのタスキ |
特性 | すなかき |
性格 | ようき |
H4A252S252 |
技 | |
---|---|
じしん | アイアンヘッド |
がんせきふうじ | つのドリル |
対策可能Easy win
パッチラゴン
ギャラドス
トゲキッス
諸説枠。
最終日手前まではロトム、ミミッキュ意識のかたやぶりで採用していたがそもそも選出があまり出来ない事、相手のすなかきドリュウズ・ギャラドス・トゲキッスに対する切り返しはいくらあっても良いということですなかきに変更した。実際これは正解だったと思う。
つのドリルの枠は最終日にかわらわりから変えたもの。あまりにも撃つ機会がないのでそれなら受け構築にラプラスと合わせてかなりの数の一撃必殺を仕掛けられるということでつのドリルを採用したが、結局撃たず仕舞だった。ロックブラストやステルスロック等の採用もありだと思う。
今期はTODというやべぇルールのおかげでアーマーガア減って通しやすくなるかなと思いきやカビゴンが大量発生して結局通し辛かった。
あまり出せなかったので変えようと思ったが
そもそも襷ドリュウズというポケモンの性能が高いこと、ドリュウズが相手の選出に掛けてる圧力を考えると抜くことは出来なかった。
終わりに
今期は中盤まで順調に勝てていたシーズンでしたが、 シーズン終盤のカビゴンの増加等の環境の変化が厳しく何とか対応しようと試行錯誤を繰り返しました。
その結果目標を達成出来たことは嬉しいのですが、もっと早くに環境に対応してプレイングを煮詰めていればもっと上を見ることができるシーズンでもあったのかなと思います。
とはいえこの構築は結構自分の中で纏まった自信作なのでもし使って頂けたら嬉しいです。
そろそろ社会人になるので今までみたいにガンガン潜れるか怪しいですがこれからも頑張っていきたいです。
構築の質問等はいのすけポケ (@inosuke_poke)までお願いします。 いのすけポケ (@inosuke_poke) | Twitter
Special thanks
最終日朝通話してくれたちべん
最終日2桁で狼狽えてる僕にアドバイスをくれた皆
執筆者
いのすけポケ@inosuke_poke
USUM最高2110/SWSH最終67位/水瀬いのりさんが好き